まこと攻略
〜初見殺しの丹田まこタン〜






今回はワリとマジです。


とは言え、アレです。タイトルからしてイヤな予感がビンビン伝わると思います。
実際のところ、丹田は勝てるのか? と言われれば、微妙な結果なんですが。
使えないかと言われれば、全力で否定できるものでもない、というのが吐息の現状所感です。
それに加えて、すでに熟成はとっくに終わり、醗酵してるんじゃないかというほど研究され尽くしたサード。
そんなゲームを吐息ごときが攻略と銘打って、ページを作っていいものか? それも思うんですが。


丹田の攻略ページ見つからない。


あっても、なんかよくわかんないネタページとかなので。
ここらでいっちょ、ヒーローになってみたいとか思ったり。
で。
普通の攻略ページなら、目次ごとにインデックス作るみたいですが、相変わらず縦長でいきます。
全国の丹田使い(推定15人)の方の参考になれば、と。
では、始まりー。はい、拍手ー。


1.SAを変えない。


なんかいきなり精神論から入るのもどうかと思うんですが。
最初、吐息はご多分にもれず、土佐波をつかってました。
ただSAを使うには、カベを背負わなければいけないという状況がイヤだった為、正中へ以降。
結局正中も疾風のヒット確認がメインになってきて、我ながら量産型だと思い、ヤメ。
残ったのが丹田。
使い始めた頃は、それはもうひどかった。
これを読んでいる皆さんならばわかると思うんですが、実際問題として、


丹田を使わない方が強い。


短いゲージをEXに費やしたほうが、はるかに強い。悲しい現実。
そしてそんな状況がイヤになり、またSAを1.2に戻す・・・
その後はネタとしての丹田選択や、格下相手に遊ぶための丹田などと用途を変えていく。
そんなノリだと思います。
それじゃダメなんだ、と自分を叱咤して、絶対に他のSAを使わないと決心。
相手がエイジスだろーが、分身系だろーが、絶対に丹田。
そうしてみると、丹田の様々な可能性が見えてきました。
何度も泣き言をほざきましたが、今ではそれなりに戦えているような気がします。
なので、丹田を使う際には、ナメてんのか、と台を叩かれるぐらいの覚悟を臨んでください。


2.丹田の性能。


丹田と言えば、まず思い起こすのがガード不可。デメリットのインパクトが強すぎますね。
次に攻撃力1.75倍。これが最大のメリットだと思われています。
ですが、丹田を使用するにあたってのメインは、むしろ発動の瞬間。
意外と知られていないですが、発動直後の長い無敵時間があります。
その長さはたいていの技をスカします。疾風迅雷なんてケンが抜けていきます。
その上、0フレ発動という点もまた魅力。
つまり、発動中に重なっている技を見て確認してブロッキングが間に合うというワケですね。
吐息の丹田発動は、半分くらいが自分の起き上がりです。
見てからブロッキング。投げだったらスカす。
ただ、注意点としては、発動後にレバーなどを入力した瞬間、無敵は解除されます。
これさえ気をつけていれば、起き上がりは有利ともいえます。多分。


3.無敵時間を利用しての防御。


丹田は攻めの型というよりも、守りの型としての利用方法が多いです。
特に起き上がり。その無敵時間の反撃法として、おおまかに以下に分けられます。

a)相手のモーションを確認してブロッキング。
b)相手の投げを確認してスカす。
c)相手が何もしてなかったら、覚悟を決める。

メインとなるa。
これを成功させるには、ある程度全キャラを触ってないと難しいかもしれません。
上・中・下はもちろんの事、その技から何をキャンセルかけてくるかまで読む必要があります。
例として、対戦機会の多いケンを上げてみます。
こちらの起き上がりに、しゃがみ中足を重ねられていたとします。
丹田に慣れていない相手の場合、ここからくるのは迅雷が大半です。もしくは昇竜から迅雷など。
どっちにしろ、すべて上ブロッキングが可能なのでそうシンドクはないです。
相手のゲージを使わせた上、丹田の時間を減らしつつ、反撃可能。ただ、


厄介なのが波動迅雷。


まず撃ってきませんが、これはほぼとれません。
安全策としては、しゃがみ中足をスカしてN投げをするのもアリです。
丹田中なのに相手がダウンしないN投げ? と思われる方もいるかもしれません。
しかし対迅雷においてはN投げでオッケーです。
N投げにも丹田同様に無敵時間が存在し、N投げされたケンがリバーサルに近い状態で迅雷を打っても、マコトをすり抜ける事が多々あります。
ただ、これを一点狙いするにはリスクが高いので、前ブロしこみが安全と言えるでしょう。
この状況で下段をうってくるケンはそうそういません。
ちょっと話がズレましたが、ケンの場合はしゃがみ中足がポイントとなります。

次に重ねられる可能性が高いのは立ち中パンチからのターゲット。
これはスカして投げましょう。全部とってもいいですが、たいていは途中でターゲットをやめてきます。

そしてリープと小足。
リープはとって吊るしへ。小ならばとって投げが良いカンジです。

最後にめくりをかさねられている場合。
丹田発動後、問答無用で吹き上げ確定です。

こんなカンジで各キャラごとに自分なりの対策を立てていきます。
攻めるのではなくて、攻めさせてなんぼ、そんなカンジで。
さすがに全キャラ分書くのはシンドイので、全キャラに共通する二点ものとして。

・キャンセル可能な技を取ったら次は前ブロッキングしておく(ほとんどの必殺技は前ブロ可能)
・スカしたら投げ。吊るしは間に合わない状況多数あり。

要約すればこんなカンジです。


では次のb、投げスカリに関して。
そのまんまです。相手の投げスカリを投げるだけ、なんですが。
これに関しては起き上がりでなくとも、相手に飛び込み、着地と同時に投げをスカらせる為の発動もアリです。
もちろん投げがこない場合もありますが、その場合はaの状況になるだけです。
起き上がりよりもリスクは高いですが、丹田でリスクがどーとかいう話はナンセンスなので無視。


最後に次のcの相手が何もしていない場合。


最悪のパターンです。


初見ではまずない(マコトは起き上がりの反撃手段が皆無なため)ですが・・・
何度も丹田で反撃していると、こういう状況になります。
一番いいのは何も入力せず、無敵時間に賭けるという一手があります。
スカせればもうけものですが、相手の反応としてもっとも多いのがしゃがみからの連続技。
なので次善の策としては垂直ハイジャンプ。下降中に、とられにくい強剣。
丹田強剣のダメージはバグじゃないかというくらい凶悪、その上ダウンをとれます。
とは言え、やはり有利なのは相手側。
こちらができるのは己の本能を信じてのブロッキングです。覚悟をキメましょう。


4.攻めの型(連続技)


もっとも簡単なのが連続技に組み込むコトですが、正直オススメしません。
たいていは疾風に収束してしまうので、その後の読み合いがシンドイです。
疾風→吊るしという手も悪くないですが、こちらにガードという手段がない以上、


相手は鬼のようにぶっ放してきます。


それを利用する手もいくつかパターンとして確定しているのですが、それは後述として。
とりあえず連続技としては、そこそこ使えるなーと個人的に思っているのが・・・


立ち強パンチ、キャンセル丹田、しゃがみ中パンチ・疾風。


これは立ち強パンチがポイントとなります。
相手がブロッキングしていれば丹田発動の無敵時間で相手の技を確認しブロッキングorスカし。
しゃがんでいれば、スキだらけになりますが、しょーがないと。
もちろん、強パンチがヒットしていれば、そこそこのダメージとなりますが、疾風後は各位奮戦というコトで。
もう一つ使えるなーと思っているのが、画面はしに追い詰めた状態限定の、


しゃがみ弱キック、キャンセル弱颪、キャンセル丹田、しゃがみ強パンチ。


しゃがみ弱キックから颪はつながりませんが、伏線や印象づけの意味で。
丹田はちょこまかしてナンボだと思っているので、余計なコトをしすぎるくらいでちょーどいいかと。
決まればそこそこ痛く、相手がダウン、かつ画面はしに追い込めるというカンジです。


5.攻めの型(飛び込め、まこタン編)


とは言え、そう多くはありません。
ダッシュ丹田、対空丹田。この二つです。
ダッシュ丹田はそのままです。
相手に密着した状態で丹田発動、相手のモーションを盗んで反撃。
起き上がりと用途はかわりませんが、相手の焦りからワリと単調な反撃がかえってきます。
最も多いのは投げ。スカして投げ返しましょう。
もしもダッシュ後、相手が垂直ジャンプしていれば吹き上げから追い討ち。かなり痛いです。

対空丹田。
吹き上げをあてること自体に慣れが必要ですが、吹き上げ・キャンセル丹田・追い討ちです。
吹き上げをブロッキングされたら、丹田発動後、さらに吹き上げ、それもブロッキングされたら垂直ジャンプから剣で。
めくりたがりのケン坊とかは、正直カモです。


6.その他の立ち回り


丹田発動中、間合いが離れたら、ジャンプメインで。
これは相手の連続技を食らわない為と、強剣を狙っていくため。
相手が対空必殺技をもっていても、剣なら相打ち歓迎。
もちろん安易な対空はブロッキングですが、多少強引でも剣を使っていきます。
あの減りはホントにおかしい&おいしい上、着地を狙ってくる中足にも当たります。
相手の攻めが厳しそうなら、垂直ジャンプを繰り返して剣をうちつつ、丹田消失を待つのも一手ですが、コレを読んでる人は


性格上、そういう事できそうにない


と思うので、疾風モーションキャンセル前ダッシュとかで暑苦しいほどアグレッシプに逝ってください。
むしろ、このイヤな時間こそが丹田の醍醐味。
攻めるなり攻めるなり攻めるなり、その人の個性が出る瞬間だと思います。

また4で触った疾風後の対処ですが。
正直、相手のクセじたいなのでなんともいえませんが、相手のSAがたまっていればブロッキングは狙う価値ありです。
恒例の吊るしへの以降もアリですが、丹田中はとにかく相手の反撃が激しいです。
よって潰されるコトも多々あり。いかにブロッキングを印象付けて吊るすかが課題ではないでしょーか。

蛇足としてですが。
リュウの竜巻はブロッキング後、丹田吹き上げ確定。弱かどうかの見分けはできませんがカンで。
起き上がりのEX竜巻はEX吹き上げで一方的にカチ上げます。
コークスクリュー、マシンガンはブロッキング後、吹き上げ確定。丹田のゲージがのこっていれば吊るしよりアリかも。
ヒューゴーのラリアットも丹田をあわせれば吹き上げ可能。
ピヨった紳士とヒューゴは丹田発動から密着して強吹き上げから強剣はいります。他にもダレか入るかも。


7.まとめ。


読んでいただければわかると思いますが。


丹田は受身のSA。


発動の瞬間、スタンド『ザ・ワールド』の能力こそが本懐と思っています。
正中線の安定力、土佐並みの爆発力、それらとは明らかに違った恐怖を相手に叩き込む事こそ誉。
丹田でやってる時、乱入者がナメてショーンとか12とかでくる事もあるでしょう。


どっちがナメてるか思い知らせてやって下さい。


連勝を重ねていけば、相手はケンやらカベフンドシやら中華圏内の人民を使ってきます。
そこからが本当の対戦です。
時に台を叩かれる事もあるでしょう。舌打ちが聞こえてきた事も数知れず。
それでも楽しいSAには間違いなので、ぜひ一度、みんなも使ってみてはいかがでしょーか。







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