SYU −FAINAL− (後編)
〜 春に咲く華 散りゆく華 〜
永島と別れた後、横山はいつものように一人で電車に乗りこむ。
長くない時間、それも一人でいると長く感じる。
それすらも慣れた今。
やはり思う事は祥子。
「・・・」
ゲームも趣味でやっているうちはいい。
ここまで思い悩むこともなかっただろうから。
しかし、すでにゲームは横山の生活の一部となっている。
「・・・」
快速に乗って二つ目の駅。
いつもと変わらない光景。
波行く人を見つめながら昇る階段。
改札を抜けて、自転車置き場へと行き。
チェーンロックを外して、ペダルを踏みしめる。
「・・・」
所詮は叶わぬ恋。
そう、諦める事ができたら、どんなに楽だろうか。
恋の熱さは、拳に宿る熱さとは違う。
叩きつけるだけの情熱ではいけないのだ。
時には押し、そして引き、微妙な駆け引きを必要とする。
それはスト3の駆け引きとは全く質の違うものなのだ。
「・・・」
いつものならば、寄っていく暗いゲーセン。
横山は一度、ペダルを踏む足を止めたものの。
「・・・」
再び、前を見て自転車を走らせていった。
席がえから一週間も経った頃。
横山は祥子と自然に会話をできるようになっていた。
とは言っても口数が少ない事に変わりはない。
話題は主にマンガの事。
横山がすすめる本を祥子に貸し、その感想を祥子が話すという構図がいつの間にかできあがっていたのだ。
「はい、ありがとー」
横山が祥子の差し出した本を受け取る。
先日貸した「炎の転校生」の最終巻である。
「ああ・・・」
幸せだと思った。
横山は自分の不器用さを自覚している。
決して口がうまいわけでもなく、さりとて秀でた何かがあるでもない。
これでいい。
今のままで。
この笑顔の横にいられる事だけで。
「しょーちゃん!」
そんな時間を割って入ったのは祥子の友人。
「あ、ナッちゃん。どうしたの?」
体の向きを変えた祥子に対して、横山は素知らぬフリをする。
差し出がましい男と思われたくない。
それでも会話は聞こえてくる。
「この前の写真できたよー」
「え?」
「ほら。でもこうして見るとカッコイイね」
「やめてよー」
「また会いたいなぁー?」
「もう、たまたま用事があっただけで、いつもってわけじゃないの!」
写真を渡して去っていく祥子の友人。
無意識のうちに、横山は祥子の手にとられた写真を見ていた。
男が映っている。
それを見る祥子はどこか恥ずかしそうに笑っている。
「・・・」
恋人がいてもおかしくはない。
わかっていた。そして、その可能性をどこかで否定していた自分。
対戦で鍛え上げたはずの心は、とても脆く感じた。
「・・・!」
が、それを塗り込めるような驚きが横山を襲った。
「・・・黒ユン」
男はあのユン使いだった。
写真の中の彼はいつものように目深に帽子をかぶり。
いつもと違うのは、わずかにのぞいている細い唇に笑みを浮かべている事。
間違いない。
「あいつが・・・」
「え?」
漏れた呟きに、横山はハッとなって口を閉じる。
「どうしたの、横山君?」
「・・・いや」
「あ、もしかして」
祥子が横山の視線の先に気づいて。
「この人と知り合いとか?」
妙に楽しげな祥子。
横山はいつものように。
「・・・」
祥子はそれを肯定と受け取ったらしく。
「へー、そうなんだ。意外だねー」
「そうとは言ってない」
「え? でも、いつも違うなら違うって言うから」
「・・・」
いつものように屈託のない笑顔で会話を続ける祥子。
いつもと変わらない事。
いつもと・・・
それが横山には辛い。
「ま、でも知り合いなハズないよねー?」
「・・・?」
「この人ゲームばっかしてるんだよ。だから服にもタバコの臭いがスゴイついちゃって。本人は吸わないんだけど」
少し前の祥子のセリフが思い起こされる。
タバコ、慣れてるから。
そういう事か。
「横山君ってゲームあんまりやらないでしょ?」
「・・・どうしてそう思う?」
だって、と続けて。
「昨日、ゲームセンターで見かけた時に友達の横で見てただけだっし」
「・・・気づいていたのか?」
「うん。でも、邪魔しちゃ悪いから声はかけなかったけどね」
「・・・」
終始、祥子は笑顔。
それがいつもと微妙に違うものだと気づくほど、横山は冷静ではなかった。
ただ思うことは。
「・・・」
もういい。
祥子の見ている自分は、本当の自分じゃない。
それですら、祥子の心をつかむ事はできなかった。
ならば、せめて本当の自分を見せる事で。
「祥子さん」
「え?」
驚きの表情。初めて横山が自分の名前を呼んだのだ。
「俺はゲームが好きだよ。何よりも、誰よりもね」
何よりも。
誰よりも。
祥子より。
心の中で付け足すのは目の前の人の名前。
「・・・ふぅん」
なぜか祥子は無表情で横山の言葉を聞いていた。
それから一週間。
どこか、ぎくしゃくした空気が横山と祥子の間に漂っていた。
ずいぶんと口数の減った祥子。
横山はいつもの通り。
自然、静寂が時間を支配していく。
「・・・」
「・・・」
いつもなら退屈だと言っていた授業。
横山の隣で祥子は枝毛をつまらなさそうに探している。
祥子の隣で横山は退屈な授業を耳に机にふせっている。
今までは不自然な幸せだった、と。
横山はそう自分を納得させていた。
帰り道。
いつもの暗いゲーセン。
ここ数日、あのユン使いを見ていない。
「・・・」
横山はある決心をしていた。
次に戦う時、勝ちを取りに行くと。
それは魅せを全て排除し、楽しむ事すらも排除した・・・
いわば横山の捨て去った過去の技。
嫉妬、愛憎、逆恨み。
そんな女々しい感情にとられている自分に気づいている。
そしてそれに逆らえない自分が、たまらなく情けない。
「それも最後だ・・・」
そうして得た勝ちを最後に、横山はスト3を捨てようと決心していた。
これからはシューティングや音ゲーに生きるのもいい。
そこには格闘とは違ったスリルや爽快感があるだろう。
自転車を駐輪場に止め、キーロックを施す。
ゆっくりと店内に入り。
「・・・」
誰もいないスト3の対戦台を見てため息をつく。
横山は一人台の前に腰掛ける。
SAは真空。捨てきれない愚かさにまみれながら。
やがて迎えたケン。その最終ラウンドで。
「来たか・・・やっと」
反対の台に座ったのはあのユン使い。
入り口の辺りがここからはよく見える。
黒い帽子、黒いジャケット、黒いジーパン。
間違いない。
「・・・」
画面の中のカーソルが迷わずユン、そして揚砲を選択していく。
横山は一度だけ瞳を閉じ。
SAを真・昇竜に変えた。
カタッと、台の向こうでイスのすれる音がした。
戦いはそう長く続く事はなかった。
弱足からの投げ。ハメではないものの、絶滅したこの技が不意をつく。
自分から飛び込む事はせず、迎撃のみ。
相手のダウンには必ず挑発目的のパーソナル・アーツを入力。
時間が迫れば、迷わずタイムアップを狙っていく。
「・・・」
そうして得た勝利はストレート勝ち。
わかっていた事だが、横山の心には大きな穴が空いたようだった。
ガタッ・・・
台を立つユン使い。
その背はどこか寂しく、そして何かに裏切られたような雰囲気がある。
「・・・」
横山は立ち上がった。
そして。
「待ってくれ。少し、話がしたい」
いつもの横山ならば信じられない事だった。
対戦台を通してでしか自分を表現できない横山が、自分から話しかけたのだから。
「・・・」
ユン使いは振り向き、少しだけ間を開けて。
コクリとうなずいた。
近くの公園。
横山はユン使いとともに、小さいベンチに座っていた。
こうして見ると、ずいぶんと小柄な男と気づく。
「ほら・・・」
「・・・」
横山は通りで買った二本のコーヒーの一本を渡す。
いつものようにブラック。
「・・・」
無言で受け取るユン使い。
終始、口を開く事のないその態度。
だが怒っているというふうではない。
なぜ?
そんなムードを横山は肌で感じていた。
「まず・・・さっきの対戦だが、謝るつもりはない」
「・・・」
「それと、今まで楽しかったよ」
「・・・」
「もうスト3は・・・しない」
自分が饒舌になったのか、それとも相手が自分よりも無口なのか。
横山はどうでもいい事だと頭を振る。
「なぜ?」
初めて聞いた声は、短く、そして透き通っていた。
ただ、感情だけが抑えられた疑問符。
「あんたには退屈な話だが・・・」
ただジッと見つめるユン使い。
「聞いてくれるなら話すよ。実は好きな女ができた」
「・・・」
「たけど俺は口が上手くない。あんたとこうして話している事に、自分でも驚いているよ」
自然と動く唇。
信頼や友情という言葉を用いるまでもない、確かなつながりがあったから。
「でも、その子には恋人がいた。俺もバカだと思う。もしかしたら、そんな期待だってあったんだから」
「・・・」
「恋人ってのが、あんた・・・なんだよ」
「・・・」
驚いた様子はない。
横山は続ける。
「自分でも・・・わからない。ただあんたに勝ちたかった。それは自分にない何かを・・・彼女を引きつけるあんたを越えたいってだけの感情しかなかった」
「・・・」
「その為に昔の自分のスタイルを使って勝った。意地とも呼べないただの・・・情けない男の自己満足だ」
話し終えて、横山は深く息をはきだした。
胸に残る苦い感情をも捨てるように。
そしてタバコをくわえる。HOPE。
その銘柄が妙におかしかった。
「・・・」
隣でカチンという音がした。ジッポライター独特の臭い。
「ああ、すまん」
タバコをくわえたまま、その火にさしだして、ふと思い出す。
「あんた、タバコは吸わないはずじゃ・・・」
横山の言葉はそこで止まった。
言葉だけじゃない。時間までも。
「いつか、こうして・・・火をつけてあげたいと思ってたから」
「・・・」
「こんばんわ、横山君」
「祥子さ・・・ん・・・」
何が何だかわからなかった。
なぜ?
どうして?
思いつくのは問いかけの言葉。
それすらも唇を形作る事はない。
「驚いた?」
「・・・あ、ああ」
他に言葉がない。
「ゴメンね・・・ずっとだましてたみたいで」
祥子が帽子をとると、そこから長い黒髪が流れ落ちた。
「こうしてないと、髪にタバコの臭いがついちゃうから・・・
「あ・・・すまない」
慌ててタバコを捨てようとした手に、祥子の手がかぶさった。
「いいって。慣れてるから」
「・・・」
祥子は笑って、横山の手をにぎりしめると、自分の顔に当てる。
「大きな手だね。それに暖かい」
「・・・君の手は小さくて、冷たい」
「うん。だから、少しこうさせて」
横山は不器用にうなずく。
「いっぱい言いたい事があるんだけど・・・大切な事から」
「・・・?」
「私、横山君が好き」
「な・・・っ?」
言葉にならない声。
「驚いた?」
二回目のセリフに、横山は何も言えず、ただ。
「ああ・・・」
「それだけ?」
「どうも・・・ありがとう」
「・・・あははははは!」
横山は何がおかしかったのか、ただうろたえるだけ。
「横山君って、昔っからそうだよねー。いつも礼儀正しいっていうかさ」
「昔・・・から?」
祥子と同じクラスになってのは今年が初めてのはずだ。
昔からというには、時間が足りない気もする。
「三年間、ずっと一緒じゃないの」
「えっ!?」
「えっ・・・って、もしかして・・・気づいてなかったの?」
「いや、でも・・・」
「ショックだなー」
「・・・すまない」
何かいいわけをするよりも早く謝罪の言葉が出る。
横山らしい。
「ま、仕方ないか・・・」
「え?」
「あ、ううん、何でもない」
すぐに話題を切り替えてくる祥子。
「一年の頃からちょっと気になってたんだ。全然笑わない人だなーって」
「あ、ああ」
「普通ならそれでお終い、ちゃんちゃん、なんだけど」
いつもの軽いノリの祥子。
「無性に気になってさ、なんでそんなに無表情なのか」
「・・・」
「で、ゲームやってる横山君を偶然見かけたわけ」
「・・・それで?」
「すっごいイキイキしてた」
「恥ずかしい話だよ」
「何で?」
「いや・・・なんとなく」
「ふぅん。で、私も興味を持ったわけ。横山君のやってたゲームに」
「一年の頃から・・・というとスト3?」
「そう、ファースト。みごとにハマっちゃった」
祥子は腕をまくって笑う。
「やり始めた頃はぜんぜんできなくって。それに私、目立ってたから」
「ああ・・・女の子はゲーセンで目立つから」
「違うのよ・・・これ、見て」
祥子がポケットから一枚の写真を取り出す。
そこにはずいぶんと・・・
「・・・」
「デブでしょ?」
「・・・少し」
「いいのよ。本人も自覚してたから。それが二年前の私」
「なんだって!?」
「おーおー驚いてるなー」
驚くなという方が無理なほど、目の前の人物とは違う。
「だから、三年間一緒って言ってもピンと来なかったんだよ」
「・・・そうか・・・」
「話、戻すね」
「あ・・・ああ」
「練習するのはいいんだけど、だんだん人目が気になってきたの」
「・・・」
「で、このグッズ」
祥子が立ち上がり、クルンと回転する。
「タバコの臭いもこれでOK。私にとって胴着ってヤツかな?」
「胴着、か。確かに言えてる」
「問題が解決したら、次の問題が出てきてねー」
「ん?」
「軍資金が底をついたの。あっという間に」
「まぁ・・・それは仕方ないけど」
マニアックな操作の上、ダーメジ量の多いスト3シリーズだ。
横山とて、ゼロから移行したばかりの頃は、ずいぶんと金を使ったものだ。
「食事のお金とか回してたんだけど・・・そうしたら」
「そうしたら?」
「一年でこうなりました!」
再びクルリと回転する祥子。
「スタイル抜群でしょ? 上から89・58・83!」
「ぐ・・・」
「どしたの?」
「なんでも・・・ない」
「うわ、想像したでしょ。えっちぃ」
言葉尻の『えっちぃ』の部分が、なによりも色っぽい。
「それだけでダイエットに成功したわけじゃないけどね」
「ん?」
「私がスト3始めた理由、話したよね?」
「・・・ああ。俺がやってたから・・・」
「そう。横山君がやってたから」
「だから?」
「もう鈍い。恋煩いでやせたの」
「・・・」
「今にして思えば一目惚れってヤツなのかなぁ?」
「・・・俺に?」
「そっ。どこか冷めてて、でも奥に誇れるものを持っているっていうか。そんな雰囲気に私は魅せられたんだと思う」
ただでさえ、ボキャブラリーの少ない横山。
加えて恋愛沙汰の加味されたこの状況で、うまい言葉など見つかるわけがない。
ただ信じられないといった目で、祥子を見つめるのみ。
「それからずぅーと、横山君がいつ気づくか待ってたんだよねー」
「・・・」
「だから、学校の近くではスト3やらなかったの」
先日のゲーセンで見かけた祥子の姿を思い起こす。
友人の後ろをただついて回っていたのは、そういうワケか。
「それに家が近所なのは前々から知ってたし」
「そうなのか?」
「そうじゃなきゃ、ここのゲームセンターで会う事もなかったわよ。これはラッキーな偶然だったの」
「・・・」
祥子は手にあるブラックの缶コーヒーを見つめて。
「あと・・・これ、ね」
「あ・・・すまない。気づかなかったから」
ブラックが飲めないことは、少し前に聞いていた。
白い指がそのプルタブにかかった。
「えいっ」
フタを開けて、少し飲み込む。
「ちょっとずつなら飲めるようになったんだ」
「・・・」
「恋は盲目よねー?」
「・・・」
横山は立ち上がる。
そうして。
「本当に?」
「うん」
「俺でいいの?」
「うん」
「・・・ありがとう」
「じゃ、キスして」
祥子にしてみれば、照れ隠しだった。
奥手すぎる横山なら、うろたえて、それを自分が笑って。
じゃあ、また明日ね。
そう言うつもりだったから。
公園の街灯が照らす祥子の影。
それに横山の影が重なった。
横山の熱く純真な想いと、祥子の長い時を経た想い。
それに比べれば、とても短い時間。
二人の唇は重なっていた。
「・・・・・・」
すっと祥子の手が横山の背にまわされて。
横山は、不器用に祥子の腰に手を回した。
そうして一月。
「ちょっとー、アルプス伝説の続きはー!」
「うっさいな。朝、スキルのビデオ見て感動してたから、忘れたんだよ!」
「あんたねー、スキルと私とどっちが大事だってのよ!」
「スキル! 俺はBUG様の信者なんだよ!」
「むかつくー! あんた、帰り覚えてなさいよ!」
「へっ、いまだにユンしか使えねークセに、いきがんな!」
そんな休み時間の光景は、二人にとって『いつもの光景』になっていた。
そこへ永島がタイミング悪く現れる。
「横山ー、この前頼まれた本・・・あっ!」
祥子の姿を見て、慌てて逃げ出そうとした永島。
すぐさま祥子が追いかける。
「なんで逃げるのよ」
「ちょっと・・・横山に用があったんだけど、やっぱ帰りでいいや・・・」
「私がいると話せない内容なの?」
「いえ、あのね、祥子ちゃん・・・」
「何よ! なに、その袋?」
「こ、これは・・・」
「貸して」
声と同時に奪いさる祥子。
その動きは0フレーム。まさに疾風。
「しまっ・・・」
「・・・なによ、これぇー」
中身を見た祥子があぜんとする。
「横山、じゃあな! 帰り、また会おうぜ!」
「ちょっと永島君!」
横山がそろりそろりと逃げに入ったとき。
「横山! あんた、こんな本なんて読んで・・・」
戻ってきた祥子に、すぐさま襟首をつかまれる横山。
「いーだろ! 俺だって男だ!」
「だからってエロ同人はないでしょ! 変態! オタク!」
「祥子、てめー、そんな大声で言うな! それに俺はオタクじゃない、ゲーマーだ!」
「一緒よ。真空波動狂い!」
「あの力強さが理解できない、てめーが哀れだ!」
「だって揚砲のが威力あるもーん!」
「やだねぇ、勝ちしか見えないヤツぁ」
「はっ、よく言うわ。あの時の対戦の事、私は忘れたわけじゃないのよ!」
「しつこい女だなッ!」
「そーよ、三年待つほどしつこいのよ、私は!」
「・・・」
「照れちゃって。かーわいー!」
「お、男をバカにするなッ!」
いつまでも続く喧噪。
それは春を卒業しても続く事だろう。
『SYU −FAINAL− 』 END
この物語はフィクションです。
登場する人物名・団体名は全て・・・です。
お疲れさまでした。
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