さる25日。
とあるイベントが、この場所で行われていました。



その場所の名はポートメッセ名古屋。
そのイベントとは、エクストリーム・エース。
イベント名こそ色々あれど、定期的に行われている車関係のイベントであります。
今回はハイエースとかそんなカンジの車が集まっているもよう。
また、この辺りの金城埠頭と言えば、今はどうだか知らないがアウトローな車好きが、夜中タイヤを焦げ付かせた場所でも有名なトコロ。
かくいう吐息さんも、一応、真っ赤なスポーツカーに乗ってたりもします。
ツーシーターなので、彼女以外は乗せられませんがー。今のところシートに乗っているのは桜くらいなモノなんですがー。
しかし、まぁ。何年ぶりかなぁ、この場所に来るのは。学生時代以来ですか。年がたつのは早い。
振り返れば今も鮮やかに思い出せる記憶の数々。夜を徹して熱く過ごした時代が吐息にもありました。
コンビニで大量コピーしてたら用紙が詰まったり。
普通紙に印刷したらにじんでえらいことになったり。
前日は徹夜でみんなでラミネートしたモノをカッターで切ったり。
POPを書いたり、肝心の原稿があがってなかったり、インクが途中できれたり、なぜかビジュアル系ブースに組み込まれたり。。
サークル名『満色』・・・ああ、懐かしい。
車が関係ない?


ダレが車に興味があると言った?


それに、あのMR2は、


半分ネタで買った車。


オートマだしねー。というか、吐息さんマニュアル乗れないしねー。
ちなみに吐息さんのがいつか乗ってみたい憧れの車はミニクーパーです。カッコよすぎる。
そんなワケで、





コミックライブin名古屋 春まつり2007 レポート
〜老兵が去り幾年、また帰って来た戦場に見たモノ〜





です。
会場を外から目にしてみるとホントに懐かしい。
今回は三号館というコトで狭いトコですが、まぁ、夏冬でもないしそんなモンでしょう。
かつてディーラー参加してた時に過ごした、真夏の二号館内の暑さはいまだ忘れられませんが。
さっそく会場へ。
ちなみに今回は懐古にひたる為と、もう若くないというコトで昼過ぎにやってまいりました。
10時前に来て長蛇の列に並ぶのも醍醐味の一つかとは思うのですが、無理やりつれて来たもなすがムリ、というので重役出勤モード。
入り口で900円支払い、チケットを兼ねるパンフレットを購入。



・・・うーん、薄くなったような気がするけど、どうなんでしょうか。現役の頃は、カドで人を殴れば死に至らしめるくらいの厚み
はあったような気もしますが。
ちなみにパンフを飾るのは、ねんどろいどシリーズ。
なかなかいい出来なのですが・・・この写真を見て何かお気づきになられたでしょうか。
セイバーの首がもげています。さぁ、皆さん、ご一緒に。


セイッバアァァァァアアアアッ!!


いや、これですね。顔パーツを変えて表情を変更できるんですが、そのさいですね。



メキっと。


メキっと。


開封して5分でメキっと逝きました。


もーありえないぐらい簡単に。もうこの手は二度と買うかと思いつつ、凛の出来もよいカンジです。
で。
会場入り。
ああ、


相変わらず濃い空気だ。


どどめ色、かつ、ねばっこい質感。隠し味にあやまった若さ、とでも言うべきでしょうか。
コレばっかりはタバコの味を聞かれるのと同じく、実際に触れてみねばわからないモノかと。


別に推奨してるワケではありませんが。


一生に一度は体験しても損はないかもね? そしてその一度がクセになる人もいます。


かつてそうなった男がここに一人。


まぁ、そんなコトはどうでもいいです。さっそく、巡回開始。
最近の流行もさっぱりわからない中、ブースを見て回る。
なかば予想通りでありましたが、我々より若い客が圧倒的多数。とは言え、少数は我々よりも上がいるわけで。
そのヘンは別に気にすることでもないのですが、さすがに、


中学生らしき子達のコスプレ


とか目にすると、日本は大丈夫かと思ってしまったり。
確かに、女の子がおヘソもあらわにトテトテ歩いている光景はまぁ、かわいらしいんですが。
それでも吐息が現役の頃のレイヤーは、比較的高年齢層(大学生くらい?)がメインだったので、やはり衝撃。
アレですかね。衣装種類の市販が増えたのと、安価になった(それでも高いですが)のが、若手でも手の届くジャンルになったのでしょうか。
かつてコスプレといえば、手作りが基本だったようで、敷居が高かったのでしょう。
そんなレイヤーの人たちを眺めてみても、特にコレといった作品にかたよっているワケでもないカンジ。
目立ったのはローゼンですが、それでもぼちぼち程度。特にコレといった決め手は現状ない様子。
過去あの頃は、エヴァだらけだったもんですが。近くの薬局で眼帯が売り切れたとか。
あと男性で、おや、と目を引かれたのがパンプキンシザーズ。市販モノの衣装ですが上下で5万円超えのはず。ムダに熱い。
・・・そして、相変わらず性別の壁を越えたコスプレをしている人もいました。


ハルヒの集団の野郎ども。


ぶっちゃけヒドい。キモすぎる。お前らは楽しいかもしれんが、周りの視害になっているコトだけは確実だ。
まぁ、それすらも許容されるのが、この時、この場所であって、全てを含めてのコミケです。
さて、肝心のブース内容ですが、これまた特に偏りはなし。
女性ディーラーのブースでは多少リボーンが目立っていましたが、そこそこ。
売り物も名古屋らしくラミカ系が多く、本を扱っているのはわずか。このヘンは変わりなし。
ふと、人が集まっていたブースをのぞいてみると、その数少ない本を扱っているブースでしたが、内容が、


黒魔術


でした。複数の本があって、全て魔方陣とか天使とかのオカルト系。
しかもディーラーの方が、お客さんにこと細かく、そして熱く説明していたり。
吐息も混じりたかったんですが、1ブースあたり場所が狭いので断念。なんかの資料になりそうだったので、欲しかったのですが。
あとは、昔はなかったような小物(アクセサリ関係)が一列あったりして、ここは駅前の歩道かよ、とか思ったり。
しかも安い。500円くらいからあって、えらい凝ったモノでも1500円とか。
このジャンルは詳しくないので、実は妥当な値段なのかもしれませんが、素人目に見て、コレで1500円なら安いかなぁ、とか。
とりあえず一個買ってみました。
ただ、吐息はこういったモノを一切つけないので、愛する女性にプレゼント。



で。
会場もグルっと回ったので、熱気と悪気がひしめくコスプレゾーンへ突入しようと思ったら、もなすがムリとヘタレる。
しかし、確かに言うので外から様子をうかがうだけでも、あの人口密度は異常。
昔よりもゾーンが狭くなっており、有料更衣室ができたせいかと。
次回があれば、今度は突入してみようと思います。
そんなワケで数年ぶりのコミケの所感としては、


相変わらずムダに熱い


というカンジ。
今回の状況しだいでは、次回ディーラー参加するかとも思いましたが、かつてより動員数も減っているようなので見送り。
だいたい何の何を作るとかも一切、考えてなかったしねー。むしろ字だけの本が売れるとも思えない。
なら知り合いのサークルにゲーム関係のコラムとかをゲストやってみたいとも思いましたが。


もう知り合いは引退してる。


そりゃそーだ。むしろ、今日、久しぶりーとか言われてもなんか泣きたくなっちゃう。
今、みんな、どーしてるんだろうなぁ・・・多分、どーにもなってないんだろうなぁ・・・
などと、なんだかシンミリしてきたトコロで、今回のエンドマークです。
もし興味をもたれたら、一度コミケというモノに行ってみるのもオツです。
テレビや映画、マンガでオブラートされたオタクではなく、本物の世界というものを実感できるコトでしょう。
ただ、素人が一人で行くと、身の安全はともかく、精神崩壊の危険性もあるので、ナビゲーター同伴を推奨。
もし現役の方が読者の中にいらっしゃったり、実際に行ってみたよー、という方がいたら、ぜひともレポートとかお寄せくださいとお願いしてみたり。
老兵の感じ方と、最前線で今もなお戦っている方とは感じ方が違うと思うので。
決して、


人の手を借りて更新回数を増やそう


と思っているわけではないですよ?
それでは、そんなワケでよろしくお願いします。





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